Directed by Louis Malle 1965 France
ブリジット・バルドーとジャンヌ・モローが共演という豪華なキャスト、監督は「死刑台のエレベーター」や「恋人達」でジャンヌ・モローを起用したルイ・マル。「ビバ・マリア」はルイ・マル自身が執筆、中南米を舞台にしたコメディー。
マリー(ブリジッド・バルドー)は刑務所生まれで父親と共に筋金入りのテロリスト。場所は中南米、工作に失敗し父を殺され逃げおおせた村でマリーは旅芸団の歌手マリア(ジャンヌ・モロー)に身を寄せコンビとしてデビュー、一躍人気を得る。しかしながら一団は中南米の革命の嵐に巻き込まれ・・・。
セックスシンボルのバルドーと演技派のモローの共演はどんなものかと思い見てみると、なんとも奇想天外な話しと一致して2人の相対する個性が生かされていた。とはいえハチャメチャなコメディーである。またこの2人の美女のぶつかり合いになるのかと思えば、実際8歳年上のモローが野獣の様なバルドーを可愛がりと姉妹関係の様なものがあった。
金髪と黒髪の美女のコンビというとマリリン・モンローとジェーン・ラッセル主演ハワード・ホークス監督の「紳士は金髪がお好き」がある。これもモンロー演ずる役は多少おつむが弱いが純粋な性格に対してジェーン・ラッセルは落ち着いた女性の役であった。容姿性格が相違した美女2人となるとやはりコメディーに落ち着いてしまう。
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