16 April 2006

The Notorious Bettie Page

The Notorious Bettie Page by Mary Harron 2005 US

50年代にピンナップ・ガールとして一躍有名になったベティー・ペイジのバイオグラフィー。話の展開はどうもイースト菌の発酵が失敗したパンのようで、ダイナ ミックさに欠けた、劇上映画というよりかTV用映画のスケール。女性監督がこの手のサブジェクトを描くとプロテクティブになってしまうのだろうか?唯一の 楽しみはベティー・ペイジ役のGretchen Molだった。ベティー・ペイジはボンデージ・モデルでより有名になったがもともとは信仰深い南部出身の女性。ボンデージ、ポルノグラフィーに対する政府 の弾劾裁判で疲れたベティーはその後献身的キリスト教者として一生を捧げる。80年代プリンスがプロデュースした下着でパフォーマンスするセクシーな女性 3人組「バニティー6」がいたが、リードボーカルの女性が突然脱退しその後新しいリードボーカルが加わり「アポロニア6」に変わった。数年前TVで「あの 人はどこに」という番組を見ていたらバニティー6のリードボーカルが出ていた。彼女も結局ベティー・ペイジと同じでなんと献身的キリスト教者に生まれ変わ り、教会でゴスペルを歌っていた。勿論下着じゃなくてスーツでした。
とにかくこの作品は劇場に行ってみるよりもDVD で十分なレベルです。

1 comment:

claudiacardinale said...

Commented by lovecarrie1 at 2006-04-18 20:18
先ほどは私のブログに遊びに来てくれてありがとうございました♡
映画批評のブログを拝見するのは初めてです。これからゆっくり読ませて頂きますね。そちらではもうソフィアコッポラのの“マリーアントワネット”が公開されたのでしょうか?トレーラーを見て「???」となりましたが、クラウディアさんはもうご覧になりましたか?
リンクいただいて帰りますね。これからもよろしくです(^-^)

Commented by claudiacardinare at 2006-04-19 11:28
lovecarrie1 さん、遊びに来てくれましてどうもありがとうございます。「マリーアントワネット」まだこちらでは公開されてません。私もトレーラー見ましたがパンクっぽいマリーアントワネットですよね。う〜ん、どうなんでしょう。私かなり懐疑的です。