21 July 2006

The Wind that Shakes the Barley

The Wind that Shakes the Barley by Ken Loach 2006 Ireland/UK

今年度カンヌ・パルムドール受賞作品。回りのイギリス人数名にこの映画行かない?と誘ったら「アンチ・イギリス映画だ」と一蹴されてしまった。見終わった 後、「君達!それは全く違っているよ」と皆にメールを送りつけてやった次第です。という訳でイギリスvsアイルランドだけの領域にとどまらない、人類の悲 しいかな繰り返されてやまない殺戮という運命を深く表現した作品でした。

話は1919年アイルランド、医学を目指すためロンドンに旅立とうとするダミアン(Cillian Murphy)、一方アイルランド独立運動ゲリラ活動に身を捧げる兄ティディー(Padraic Delaney)、英国治安部隊Black and Tansの容赦ない仕打ちを目にしたダミアンはゲリラ活動に身を投じる。2人は戦闘、拷問、裏切りと他のメンバーと共に戦い状況を切り抜けて行く。 1921年英アイルランド条約が結ばれ戦火は終結するようにみえるが、完全独立を目指す派と条約推進派の間で内線が勃発。それまで戦火を共に切り抜けてき たこの兄弟が今度は敵対する事となる。

ケン・ローチはこの作品をイラクに重ねているとインタビューで言っていました。確かにこのような歴史の流れはイラクだけではなく独立運動を経験した多くの 国で起きています。アメリカもしかり。一時は同士であったものの、アイデオロジーがずれると敵味方になってしまう。そして解決方法は暴力に委ねられる。動 物ではアイデオロジーが違うからといって喧嘩になりませんからね。これは高等な脳を持った人間の抱かえる苦悩であり、しかしながら一方高等な脳を持ってい るからこそ解決策を見つけ出す事が出来ると信じたくなる映画でした。ずっしりきています。

1 comment:

claudiacardinale said...

Commented by yochy.1962 at 2006-07-21 21:11
現実的にミサイルなどの脅威にさらされて、「日本も軍隊を持つべきだ」なんてことを、真面目な顔でお笑いタレントがしゃべっている今日この頃の日本です。
軍隊をもつことイコール戦争が始まるということではないのだけれど、嫌な感じだなあと思いながらテレビを見ています。過去に人々がどんな戦いをして、なにを得て、なにを失ったのか、検証してみるのもいいかもしれません。

Commented by oscar_pittarison at 2006-07-21 22:49
日本にはレッキとした軍隊がありますよ、自衛隊っていう。アメリカ補完軍ですが。
>過去に人々がどんな戦いをして、なにを得て、なにを失ったのか、検証してみるのもいいかもしれません。
そうですね。これをやらないと過去のを繰り返す茶番を演じることになります。

Commented by claudiacardinare at 2006-07-23 00:15
yochyさん、まずは義務教育から「歴史検証」をちゃんと行って子供達に教える事が大切なのではないかなぁと思っています。といいながら日本の義務教育で歴史がどのように教えられているのかあまりよく知らないのですが・・・戦時中のエピソードなどは祖父母からよく聞いていましたが、今の子供達はパーソナル的に戦争に触れる機会はあるのでしょうかね?

Commented by claudiacardinare at 2006-07-23 00:20
OscarPittarisonさん、そういえば日本の国防予算は世界で2〜3位だと聞いた事があります。けどブッシュが好きな「先制攻撃」は自衛隊は出来ませんよね。

Commented by claudiacardinare at 2006-07-23 00:25
OPさん、そういえばドイツでは学校の社会見学でユダヤ人強制収容所に行く事が義務になっているとドイツ人の友達が言っていました。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-07-24 05:25
ニッポンのガキどもは原爆慰霊碑に落書き!
大人たちの中にも、東京大阪の大空襲からヒロシマ、ナガサキまで「忘れよう」「なかったことにしよう」、さらに「自虐史観の連中のでっち上げ」と言うヤツが増えているようです。
ここに、十数センチの差で機銃掃射で生き残り、空襲で家を失い、三食サツマイモとその蔓で過ごした体験者がまだ生きてるんですけどね。

Commented by claudiacardinare at 2006-07-25 10:15
CBさん、その様な大人が増えているという事はその影響を受ける子供達の数も増えているのでしょうね。とても残念です。というか何か方法はないものでしょうか。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-07-25 13:15
真似をしてCCさん、
「影響を受ける」というより、そうい言う大人たちが「定説」「事実」を作り上げて行くのではないでしょうか。今はまだわたし達体験者目撃者が生存しています。しかし我々が全員いなくなれば好きほうだいに「史実」を煉りあげていけるでしょう。
たとえば我々が知っている「明治維新」と私の曾祖父母の世代が体験し目撃した「明治維新」は同じだったでしょうか。わたし達には確かめようがありません。
あるTV番組に「修学旅行にコメを持参した」話がファクスで届いたら司会の50代のアナウンサーは「悪いけどこの人呆けてるよ。日本はそんなに貧乏したことないよ」と片付けました。
USやUKのメディアならどう扱うでしょうか。

Commented by oscar_pittarison at 2006-07-29 01:05
日本語を話してきた人々が、いままでどんな営みをしてきたか。それを実証できる史料に基づいて構築されてきた歴史学と、その結果を教える歴史教育の問題も大切な問題だ、とは思います。「史実」は改ざんされるとは言え、より精確に「真実」に迫ることは歴史家の問題だろうと思いますね。そしてそれは「主観」とは言えない、と私は考えます。
それより大切なのは、個人個人がその「史実」を知った時に「昔はホントにこんなんだったんだぁ!」とか「こんなにヒドイことがあったんだぁ!」とか想像できることじゃぁないかと思います。

Commented by claudiacardinare at 2006-07-29 06:16
CBさん、OPさん、(まとめて書いてしまってごめんなさい)先日「大英帝国の繁栄」についてというまあ大きなくくりのレクチャーに行きました。公演をした教授いわく征服側/征服された側の利益関係は白黒では語れないというものでした。その帰りイギリス人の友達と征服した側からの視点だからそういうふうに言えるのではないかと大論争になりました。でもよくよく話していると私の視点は征服から数十年のスパン、一方友達の方は100年単位のスパンでこの議題を捉えていました。「史実」からすこし離れてしまいましたが、歴史の認識というのは色々な角度と経験から様々な解釈(というか都合のいい解釈)が出来てしまうと実感した次第です。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-07-29 10:30
OPさん、
>より精確に「真実」に迫ることは歴史家の問題だろうと思いますね。

何を「真実」と見るかというところで「主観」が働いてしまうのが人間の哀しさだと私は思っています。例えば朝鮮半島と台湾の支配は西欧諸国による植民地支配とは違う、という見解は未だに有力です。同人種なのだから一緒になる方が自然だというんですね。
また私と同世代でも、爆撃も飢餓も経験してない連中がいます。彼らに私が自分の体験を話すと「大袈裟な」と一笑に付します。
OPさんのように、我々の体験に先入観なしに向き合ってくださる方たちに期待するしかないでしょうね。私が死んだ後の問題ですが...

Commented by Count_Basie_Band at 2006-07-29 10:30

CCさん、
>私の視点は征服から数十年のスパン、一方友達の方は100年単位のスパン

それです、欧州人や中近東人と日本人の違いは。朝鮮台湾の支配も僅か数十年。我々は、いまだに徳川幕府による300年の鎖国の影響下で生きているのです。プラスマイナス両方でしょうけど、西欧の植民地にならなかった点はプラスでしょうね。
 イスラエルとパレスチナはこれから先、数十年、数百年殺し合いを続けるでしょうが、太平洋戦争は僅か5年、満州事変から数えても半世紀ぐらい。外国との関係においては、日本はまだ幼児だと私は見ています。靖国問題が幼児性の象徴の一つでしょう。近隣のオトナは、日本の総理が靖国参拝をしなくなれば別なネタを見付けて絡んでくるに決まってます。国際関係は「イチャモンの応酬」でしょ。こちらも「イチャモン」で対抗しなくっちゃ。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-07-29 10:57
CC様

 妻は毎年1カ月ばかりUKを一人で徘徊するのですが、今夏はいきなりEdinburgh、列車でWales、それからEireをウロウロという予定のようです。ところが猛暑のニュースが伝えられ、びびっています。ホントですか。
 私はブルドッグとビーグルにお守りされ、冷房暮らしだからどうでも良いんですけど。

Commented by oscar_pittarison at 2006-07-29 16:33
CB様
>我々は、いまだに徳川幕府による300年の鎖国の影響下で生きているのです。
元国連事務次官だった明石康氏はこの「徳川300年の影響下」に培われてきた「武士道」ですべてを説明してます。呆れてしまった。

Commented by oscar_pittarison at 2006-07-29 21:50
CB様へ
 私が以下のように書いたのはちょっと「言葉足らず」だったように感じます。
>「史実」は改ざんされるとは言え、より精確に「真実」に迫ることは歴史家の問題だろうと思いますね。
 ここで私は安易に「真実」という語を使ってしまった。どうもこの日本語は文学的に過ぎる気がする。「リアリティー」と言い換えたいところです。「現実感」という語を使えばよかったかも。
 この「真実」という語を受けてCB様が以下のように書かれております。
>何を「真実」と見るかというところで「主観」が働いてしまうのが人間の哀しさだと私は思っています。
 「何を『真実』と見るか」ということは「何を『リアリティーがあるもの』として受け入れられるか」と言い換えることができると思います。そういう場合に「主観」が働くのは当然のことではないか。だとすると、それは「人間の哀しさ」というより、やはり想像力の問題だと思えます。もちろんCB様の「こいつらどうしようもない」という実感もあると思いますが。

Commented by oscar_pittarison at 2006-07-29 21:50
続きです。
 英語でも fact, truth, reality の使い分けは結構むつかしいらしい。日本語でも当然ながらこれらを「事実」「真実」「現実性」と一応訳し分けてはいますが、その使い分けは結構ややこしい。特に reality に関しては2000年にも及ぶ西欧哲学の難問でもありますので、安易に「真実」という語を使ったことを反省してます。

Commented by oscar_pittarison at 2006-07-29 22:17
 CC様へ。
 この記事一つにこんなにたくさんのコメントが寄せられる、というのも不思議ですね。戦争という愚かしいことについて心を痛めている人が多いということでしょうね。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-07-30 12:30
OP様

>もちろんCB様の「こいつらどうしようもない」という実感もあると思いますが。

自省を込めています。

Commented by claudiacardinare at 2006-07-31 19:27
CBさん、先週は真夏日が続いてましたけど、今週は結構涼しくなっています。肌寒いくらい。奥様ロンドンに立ち寄られる事があればパブで一杯ご一緒に如何ですか?

Commented by claudiacardinare at 2006-07-31 19:32
OPさん、芸術の素晴らしさは人の心を揺さぶる事だと思っています。なのでこのケン・ローチの映画はすばらしかったのかしら。
友人が日本から遊びにくるのでノーム・チョムスキーの著書を頼みました。楽しみです。これって英語で読んだ方がおもしろいのでしょうかね?

Commented by oscar_pittarison at 2006-07-31 22:37
昔は私も原書を取り寄せて読んだモンですが、今はもう面倒くさくて。というより良質な邦訳が出てるのでそれでいいと思ってます。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-01 11:11
CCさん、
 聞いて見ましたら(訊かなきゃわからないほど無関心)、今回は往復ともヒースローで乗り換えるだけでロンドン市内には出ないそうです。数年前に3カ月滞在したので、今回はEireに重点を置いているようです。
 済みません。

Commented by oscar_pittarison at 2006-08-03 17:40
claudiacardinareさん、
>ブッシュが好きな「先制攻撃」は自衛隊は出来ませんよね。
自衛隊の「先制攻撃」について返事ができませんでしたが、今日やっとできます。それをできるようにしようと防衛庁が言ってます。
8 月1日に了承された「2006年度防衛白書」では、アメリカ軍の補完部隊としての自衛隊が、さらに「国際社会の平和と安定に積極的・主体的に取り組」める体制が必要だとし、イラクやインド洋への派兵を「自衛隊員が一層の誇りと自覚を持って、専念する」ために、海外派兵を「本来任務」に変える、と主張しています。
つまりアメリカの先制攻撃戦略にくっついていこうというわけ。あとは法律を整備するだけです。コワイですねェ。

Commented by oscar_pittarison at 2006-08-08 22:24
>芸術の素晴らしさは人の心を揺さぶる事だと思っています。
これに答えることが今できると思ったのでトラバを送りました。お暇なときにでも見てください。

Commented by claudiacardinare at 2006-08-10 18:43
CBさん、最近英国は涼しい過ごしやすい日々が続いてます。奥様も旅しやすくてよかったですね。今日ニュースでUKのエアポート全てが厳戒態勢に入っていると言っていました。お気をつけて。

Commented by claudiacardinare at 2006-08-10 18:53
OPさん、「先制攻撃」と「日本沈没」に関する情報ありがとうございました。この先日本はどうなっていくのでしょう?多極化していく世界で日本の生きる道はアメリカ属国だけが選択なのでしょうか?話はちょっと飛びますが「The Sun」という映画ご覧になられました?ロシアのソクーロフ監督が昭和天皇の終戦前後の苦悩を描いた映画です。なかなか見応えのある作品でした。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-12 08:07
CCさん、

お気遣いいただき、ありがとうございます。
9.11のあと毎年USで警備システムを体験しているので、今回はUKの厳戒態勢に興味を持っているようです。好奇心と度胸は十分なのですが暑さだけが苦手なのです。
JSTで明日早朝自宅を出ます。成田で3時間以上の余裕を持てる直行電車で行きます。
HeathrowでのEdinburgh行きへの乗り換えに興味津々のようです。
私はイヌたちと水入らず。

Commented by claudiacardinare at 2006-08-13 07:55
CBさん、なにかと飛行機移動が面倒になってきましたね。今UKでは手荷物をキャビンに持ち込めないそうです。それにしてもわんちゃん達かわいいですね。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-13 12:31
CCさん、
HISが成田の状況を刻々電話で知らせてくれました。US本土行きは最高レベルの検査を受けますがUK行きは緩和されたようです。そして今朝6時前JSTに出て行きました。手に持っているのはpassport、ticket、voucher類だけ。
これから3週間、イヌたちと水入らずの生活です。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-16 11:51
CCさん、
第一報が入りました。留守電に入っていました。
>成田からのViirginの出発は3時間遅れ。しかし機内は快適。
HeathrowでのチェックはUSでお馴染みの程度だったが、自動小銃の兵隊がゴロゴロしているのが異様。
そしてEdinburgh行きのBAをはじめ国内線は全部キャンセル。
BAが手配した空港近くのB&Bで一泊。個人負担。
日本人のババァが脅し上げ、まくし立てたのでEdinburghのホテルへはBAが連絡。
実は快適なB&Bだったが化粧品も手許にないので風呂も入らず仕舞い。
Edinburghへ着くと小さなショルダーバッグは出てきたが大きなスーツケースが出てこない。
これはテロとは関係ない。UKの国内線では毎度のこと。帰国後出てきて届けられることもある。
だから向こうの人たちはAirlineに預けず、宅配便を使うらしい。

どこまで本当でしょう?

Commented by claudiacardinare at 2006-08-16 17:25
CBさん、それは大変ですね、奥様大丈夫ですか?今朝の新聞にヒースローで約5000個の荷物が行方不明と書いてありました。私もスーツケースが出てこなかった経験よくあります。殆どがアメリカ国内移動ですが。BAは比較的しっかりしているはずなんですけどね。荷物がないと旅もイライラするし不便きわまりないのではやく見つかる事祈ってます。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-17 16:50
CCさん、こちらの報道ではHeathrowには1万個のスーツケースが溜まっているそうなので当分届きそうもありません。その到着を待たず、ホテルを変えることにしました。
交換機が壊れていて部屋から外線への発信ができない上、従業員が東洋人を露骨に軽蔑しているそうです。聞こえてもわからないと思ったのでしょう。怒鳴りまくってやったそうです。
私も最初に電話したとき、女性のオペレータと口論になり、というより私がScottishを聞き取れなかったので「Pardon?]を繰り返したら笑ったのです。「Change to any English-speaker」と凄んだら男性が出てきてやっと繋がりました。こういうとき、アメリカ人なら「f....」を挿入するんでしょうね。
さて代わりのホテルを探そうにもPCどころかケータイも持っていないので、仕方なく私が東京でEdinburghの空室を探し、bookingしました。
あー、疲れた。

Commented by claudiacardinare at 2006-08-17 18:37
CBさん、それは大変!とんでもない旅になってしまいましたね。確かにScottishは同じ英語???と思わすくらいに私もさっぱり分かりません。前「Rat Catcher」という映画をみていたのですが、英語のサブタイトルがついていました。で見ているうちにあれっこれって英語でしゃべっている?とよーく聞くとScottishでした。とにかくお疲れ様です。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-18 15:59
CCさん、
今度のホテルはEnglish、French、Italian、Spanishが通じるそうです。そしてスーツケースはPCでトレースし、取ってきてくれました。ヤレヤレ。ご心配掛けました。

Commented by claudiacardinare at 2006-08-21 17:59
CBさん、無事スーツケース戻ってきてよかったですね。残りの旅ゆっくり楽しんでください!

Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-22 17:12
CCさん、
無事ウェールズの、銀行もCDもない小さな街に到着。キャッシュがない!と悲鳴を上げているので「質屋ならあるだろう」と言っておきました。ウェールズからは東京の同じ市内に住むイングランド人二人と一緒です。

Commented by claudiacardinare at 2006-08-23 02:02
CBさん、こういう旅って滅多にないですよね。(ごめんなさい、上記を読んで思わず笑ってしまいました)それにしても旅慣れているし、強いパーソナリティーで、なんかとてもたよりにになる奥様のようでよかったですね。

Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-28 16:25
CCさん、
昨日ようやくDublinに入り、チェックインするなり「Ryan's Daughter Tour」を予約したそうです。Dublinから列車での二泊三日のツアー。これ、出発直前に私が見付けたんですよ。彼の有名な海岸へのアクセスを調べていたら、何とそのものズバリのツアーがあったんです。面白いですねぇ。

Commented by claudiacardinare at 2006-08-29 18:52
CBさん、「Ryan's Daughter」ってデビッド・リーン監督の映画だったんですね。初めて知りました。面白そうなので早速DVDで見てみます。ここ1週間は11月?と思うくらいに寒いです。アイルランドだともっと寒いのでは??

Commented by Count_Basie_Band at 2006-08-30 09:51
CCさん、
今日がツアーの二日目です。
仰るとおり寒いようですよ。
妻が帰って来る日に例の富豪夫妻がIreland→Wienに出発するので寒さについて警告しておきます。
Wienはもちろん「モーツアルト祭」

Commented by claudiacardinare at 2006-08-30 20:54
CBさん、お友達の富豪夫妻は羨ましい限りですね!
先週末Prom(夏に行われるクラシック音楽のシリーズ)の最終日野外コンサートに行ったのですが、これ名物でイギリス万歳のような選曲ばかりで、群衆はピクニック気分でつまんで飲んで、最後はエルガーで締めくくり、群衆はユニオンジャックをバタバタと振ってました。まるでアメリカの独立記念日のようで結構笑えました。