1 June 2007

Wes Anderson

Rushmore 1998, The Royal Tenenbaums 2001, The Life Aquatic with Steve Zizzou 2004 by Wes Anderson USA

どうも劇場に足を運んでまで見ようと思う映画が全くというほどないこの頃。DVDで若手監督Wes Andersonの作品を一気に見てしまった。


Rushmore/天才マックスの世界:私立高校ラッシュモアに特待生として通うマックス・フィッシャー(ジェイソン・シュワーツマン)。落第を繰り返しているが、課外授業には積極的で特にシアターではその才能を発揮している。会社社長でミリオネラーのブラム(ビル・マーレー)はマックスの父親的存在であり又親友の仲。しかしながらマックスとフラムはある日学校にやって来た未亡人美人先生ローズマリー(オリビア・ウィリアムズ)を巡り敵対する事となる。そして・・・


The Royal Tenenbaums:テネンバウム夫婦は(妻アンジェリカ・ヒューストン、夫ジーン・ハックマン)は長年別居生活を送っている。3人の子供たち、長男(ルーク・ウィルソン)はビジネスマン、長女(グエネス・パウトロー)は作家、次男(ベン・ステラー)はテニス・プレイヤーとして10代のうちに成功し天才児と呼ばれ ていた、が20年後にはそれぞれ問題を抱えていた。そんな時、死期が近いという父親の呼びかけで再度皆一緒に暮らすことになるが……



The Life Aquatic with Steve Zizzou:落ち目の海洋ドキュメンタリー制作者のスティーヴ・ズィスー(ビル・マーレー)。妻(アンジェリカ・ヒューストン)にも見捨てられている。仲間を食い殺した巨大鮫の捕獲そして再度脚光を浴びる為新しいドキュメンタリー制作に海へと旅立つ。息子を名乗る青年ネッド(オーエン・ウィルソン)と女性記者のジェーン(ケイト・ブランチェット)も加わり海洋冒険が始まる。



この3作ともウェス・アンダーソンが脚本も書いている。ラッシュモアでは役者のオーエン・ウィルソンとの共同脚本。オーエン・ウィルソンとはまた以外な人物!わたし好みとしてはラッシュモアはよかったけど、後の2作はまあまあって処でしょうか。ラッシュモアは展開が面白く、ビル・マーレーもいい味だし、主人公のマックスが成長していく過程が奇想天外ながらも好感がもてた。後の2作はラッシュモアでみせたいやみのないスタイルの演出が逆手になってしまった感ありだった。The Royal Tenenbaumsのグエネス・パウトロー、そしてThe Life Aquatic with Steve Zizzouのケイト・ブランチェットがどうもやりすぎだったが、いつも登場するアンジェリカ・ヒューストンはいいキャラであった。

ちまたではウェス・アンダーソンは若手監督で才能があると褒めたたえられていますが、やっぱり映画は自分と監督の感性との相性というものがあるんでしょうか、よく撮れている作品だと思いますがどうも私の求めているものとはずれている気がしました。まあ私なんぞにいわれたくないでしょうがね。以上。

5 comments:

Anonymous said...

こんにちは。
監督との相性が合わないというのは確かにありますね。
私の場合は、ジョージ・クルーニー、色々評価されてるのですがどうしてもわかりづらいんです。
「コンフェッション」を劇場で見ていたときは途中で退席しようと想いましたから(笑)
ウェス・アンダーソンの作品はライフアクアテックしか知らないのですが、ビル・マーレーとは相性が良いみたいですね。

claudiacardinale said...

ジョージ・クルーニーだめですか?残念、私のタイプです!!!!!(失礼しました)

「コンフェッション」は見てないのですが、「Good Night and Good Luck」もストーリーの分かりずらさプラスなんでこんなシーンを挿入するの?と自己陶酔しているような作品でした。俳優としては好みなんですけどね、監督としては私も同感です。

Anonymous said...

ワオゥっと、ジョージ・クルーニーファンとは知らず!こちらこそ失礼しました~(笑)
ERの影響が大きいのでしょうか、どうしても女性キラーというイメージはありますが俳優としては嫌いではないんですよ~
え?ダンディな男に対する嫉妬じゃないの?って、そうかもぉ(笑)
こんなことを良いながら、良くわからなかった「シリアナ」をもう一度見てみようとDVDは準備してあります。アハハ。

Anonymous said...

こんばんは!
私もどうもこの監督にはついて行けそうにありません。
The Life Aquatic with Steve Zizzouとhe Royal Tenenbaumsは観ましたわ。ビル・マーレー&アンジェリカ・ヒューストンが好きな監督なんでしょうかしら?
CCさんも書いてらっしゃるように、グイネスとケイト.の役柄には驚きました。ああいった役もオファーがくればやるんだ...特にケイト・ブランシェットさん...
あぁ私もジョージ・クルーニー好きです!俳優として...

claudiacardinale said...

JTさん、回りの女性陣でGクルーニーがダメな人は未だ会った事がありません。Gクルーニーをけなすと多くの女性を敵に回す事になりますよ(笑)けどこの人、男受けも結構よさそうですね、回りの男性皆いいといってます。まぁ監督作品は?ですが・・・

margot嬢どの、ですよね、BマーレーとAヒューストンはレギュラーですよね。でもこうばばばっと続けてみるとBマーレーって結構どの作品でも(ゴーストバスターズ、ロスト・イン、ブロークン・フラワーズ、グランドホグ・デイetc)同じような演技という気がしないでもないです。