17 August 2007

Splugen, Switzerland

バケーションと仕事に忙殺されて映画を観に行く時間がなかなかないこの頃。(あまり理由になってません?)久々のブログアップです。

「Splugen/シュプルーゲン」とは映画のタイトルではありません。スイスの南部、イタリア国境沿いにある村の名前です。ここに10日間程行って参りました。山歩きなんて私の趣味じゃないんだけど・・・。

飛行機でチューリッヒまで行き、そこからライン河に沿って電車に揺られて1時間半。思いっきり写真を撮り忘れたライン河は源流であるがためどちらかといえば湖みたくエメラルド色で優雅な情景を放ってました。

クールという街というか村に到着。ここでバスに乗り換え、ようとしたがシュプルーゲン行きの最終バスはすでに出てしまっていた。駅の人からあと5分で出発する電車に乗って?という村で降りて、そこからバスに乗れと指示され、構内をダッシュしてギリギリ電車に搭乗。さすがスキーがさかんなスイス、このローカル電車にもちゃんとスキー板を立てかけられる箱がそなえつけてありました。車窓からはおもちゃ箱のようなスイスの典型的な家屋が見えてきます。山も険しくなりすごい、頂上には万年雪。で?という駅につき、そこからバスで約45分でシュプルーゲンに到着。「ヨーデリロリロ〜〜〜」と聞こえてきそうな可愛い村です。ここで既に到着していた友人達とフラットで合流。

翌朝すごい騒音で目が覚める。窓から外をみると放牧している牛達がのそのそと移動している。各牛の首にはベルがついている。これが何十頭といっせいに動けばベルの音も凄い!牛騒音。朝早くから起こされたので村のパン屋に行って焼きたてのパンを買いに行く。このパンが美味い!(結局これが毎朝の日課となりました)ヨーグルトやチーズも美味く、あと地元ソーセージやハム類も絶品。チーズ・フォンデュの地元スイス、チーズ屋でフォンデュ用のチーズを色々ミックスしてもらいましたが、これはすごいワインの味だった。おっと、いつのまにか食べ物の話になってしまいました。


山歩きには2日だけ参加した私。初めて買ったハイキングシューズもこの調子だとあと20年持つ事間違いなし。山奇麗でしたよー、牛、ヤギ、マーモットも出現しました。


私の一番のお気に入りの過ごし方は、イタリアランチツアー。バスに乗って20分で山頂にあるイタリア国境/カスタムに到着。ここから山を下っていくと眼下にはイタリアの村々が出現。お固いスイス・ジャーマンから一気にラテンの風!「ボンジョルノ、コメバ?マンジャ、マンジャ」とどんより暗ーいスイスジャーマンから明るいイタリアの空気。なんでこんなに違うのかしら?お隣どうしなのにこの国民性の違いは一体どこからくるのだろう???でイタリアンのランチして、村を探索し、夕方バスに乗ってスイスに戻るというパターンです。

夏だと山歩きになってしまうので、スイスはやっぱり冬のスキーシーズンがいいですね。特にAprès-ski! どうも性格上ハードワークよりものんびりお遊び系です。

8 comments:

Anonymous said...

claudiacardinaleさん
1ヵ月ぶりのブログアップですね!待ち兼ねました!どこかと思えばスイスからイタリーへとアルプス越え、ロマンティックじゃありませんか。相方がハイキングがお好きで、CCさんはスキーがお好き?「個人教授」でナタリー・ドロンとルノー・ベルレーが愛し合うのも雪山でしたね?(ご覧になったでしょうか?)マーモットって、そんなに簡単に出て来る物ですか?何はともあれ、バカンスの過ごし方もスイスアルプスとは英国風だと思いました。英気を養ったところで、次のアップをお待ちしています!(「特攻」はまだですが・・・)

Anonymous said...

お帰りなさい!
いや~、なんとも羨ましい休暇ですね。
朝方カウベルの音で目が覚めて、地元の店ででパンを調達、しかもチーズもハムも美味しいと聞いて、ヨダレがでそうになりましたよ。
写真でも伝わってくる、澄んだ空気に包まれた景色、思いっきりリフレッシュできたのでは?
前回のモロッコも素敵だったけど、今回のシュプルーゲンの旅も満喫されたようですね。
こういった街で、日常生活を過ごすような休暇~なんていうの、いいなぁ。

claudiacardinale said...

biancaさん、こんにちわ。早速のお越しどうもありがとうございます!「個人授業」見てません。早速DVDレンタルリストに仏語タイトルを入れて検索したらありませんでした。英タイトルをさがさなくては。

スキーといえば私がすぐ連想するのが「ピンクパンサー」クラウディア・カルディナーレがかわいかったです。

スイスアルプス、至る所に牛はいるわ、ちょっと山奥にはいるとマーモットがにょろっと出現、数回目撃しました。

2〜3みたい映画が公開されてきましたので又アップします。ビアンカさん、「特攻」期待してますよ。

claudiacardinale said...

JTさん、ただいまでございます。そう、パンにチーズにハムにヨーグルトに、とっても美味しかったですよ〜(あっ私もよだれが・・・)こういう田舎の食べ物は地元生産のものが主体で、飾りっけがなく素朴で美味しいです。けどこんなものばかり食べていたらコレステロール値がだんだんあがっていくんだろうなぁーと・・・まあ美味しい物をいつも食べれたら早死にも悪くない???とも思えてきます。スイス人の寿命っていくつなのかしら???

Anonymous said...

claudiaさん、「個人教授」ですが・・・
映画自体は古いし、年下好みな女性とかこの二人のファン以外は、わざわざ見るほどのものとは思えません。ただし、冒頭パリの町なかをホンダのモーター付き自転車がスイスイ走るシーンは中々ですヨ。

Anonymous said...

こんばんは!
絵葉書のような写真綺麗です!
うだるような暑さの日本と比べて...
ああyodare...というよりhakike...が来そうなくらい恨めしくありますわ。
冬にスイスでスキーって夢物語です。
過去に一度フランスでスキーを計画したのですが...叶いませんでしたわ。
新作映画のアップも期待してますね。

claudiacardinale said...

biancaさん、情報ありがとうございます。「個人授業」とはなかなか意味深なタイトル。「年下好みの女性」と聞けばなんとなく想像できる内容、なんでしょうかね?

claudiacardinale said...

margotさん、日本はものすごい猛暑らしいですね。日本からのメールで皆ヘロヘロ状態と言ってます。こちらロンドン、ジャケットなしではいられない程の冷夏で雨ばかりです。夏は一体どこへいってしまったのでしょうか???蝉の声を聞きながらかき氷なんて羨ましいです。けどそんな生易しい暑さじゃないんでしょうね。フランスでスキー、是非行ってください!!