23 November 2008

Quantum of Solace

Quantum of Solace 2008 Directed by Mark Forster UK/ US

46年間続く007シリーズの22本目の新作「慰めの報酬」。勿論ボンドはダニエル・クレイグ。前作「Casino Royal」でボンドは愛した女性 ベスパの裏切られる。「Quantum of Solace」ではボンドとMはベスパそしてMI6の裏切り者を探るが、その裏には複雑な黒幕組織が関わっていた。「Casino Royal」は洗練されたボンドになる前の荒削り版だったが、今回は多少洗練されよりボンドの内面によりフォーカスされている。

ジエームス・ボンドにはダニエル・クレイグ。Mにはジュディー・デンチ。ボンドガールでボリビアの独裁者に復習を誓うカミールにはオルガ・キュリレンコ。そしてボリビアでビジネスを行う裏幕のグリーンに「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリック。脚本には「ミリオンダラー・ベイビー」や「クラッシュ」のポール・ハギスも参加している。

うーん、ダニエル・クレイグはやっぱりいいですねぇ。007シリーズはピアース・ブロスナンで復活しましたが、どうもそのまま長年のボンドのイメージを引き継ぐだけで、またプロダクション自体もハリウッド大衆イメージを払拭できなかったのですが、ダニエル・クレイグになってから絵にもグラマラス感が出て、荒削りボンドで新しいイメージを作り出しました。ピアース・ブロスナンを含めどうも長年ロジャー・ムーアのキャラクターがボンドでしたが、やっとショーン・コネリーに匹敵するボンドが出てきてくれてうれしいです。また同じ設定で演出すると毎度!とくたびれた感じになってしまいますが、前作からボンドの成長を見せたのは個人的には大正解だと思います。今回の「Quantum of Solace」話はまあまあの設定ですが、アクション、ダニエル・クレイグを見るには結構楽しめます!

4 comments:

Anonymous said...

クラウディアさん、こんばんわ。
もうそんな季節になりましたか、恒例のボンド映画の出現ですね。ダニエル・クレイグ、体躯がグッと締まっている感じで貴女が「第二のショーン・コネリー」と賞賛されていることからも、前作よりさらに期待できそうで、楽しみです。

claudiacardinale said...

Biancaさん、こんばんは。ダニエル・クレイグいいですよ〜〜〜。ショーン・コネリーのような野性味とダンディーさがそろってマス。どうも私は甘いマスクのロジャー・ムーアとかピアース・ブロスナンは苦手です。けど現実的にはショーン・コネリーのような男性とお目にかかる機会など全くないので、フィクションの世界で多いに楽しまさせてもらっています(笑)。

Anonymous said...

こちらにもお邪魔を...
>うーん、ダニエル・クレイグはやっぱりいいですねぇ...
上同感でございます!!
彼のブルーの目とちょっとまくれた唇にドッキであります。
スーパー・アクションはスゴかったですね。
出来る限り自分でアクションを演じたと来日時のダニエルのコメントにありましたが...いやスゴイです!
人間ジェームズ・ボンドと、彼の内面が描かれていたのがナイスでした。
マチュー・アマルリックも上手いです!

claudiacardinale said...

マルゴ嬢、ダブルのお越し毎度ありがとうございます!うーん、ダニエル・クレイグなら私もボンドガールになりたい!!!!(と厚かましい事を言っています)いやこんなボンドを目の前にすると、殺す事を忘れてすぐにトロケてしまいそうです・・・。
マチュー・アマルリックもいい味だしてましたね。ちょっとサイコぽかったし。いやーオルガ・キュレンコがうらやまし〜〜〜