
当時観光でこの海域を航行していたヨットが襲われ人質となったり、ケニア沖の海岸でホリデーを楽しむ観光客が連れ去られたりと多く報道されていた。その前にはクリントン政権がソマリア介入で大失敗をしソマリアは無政府状態が続き2011年に暫定政府が設立されているが不安定な状況が続き海賊の温床となっている。最近ではソマリアを含むアフリカやシリアからの難民を乗せたボートがイタリア沖で沈没し多くが犠牲又ランペデューサー島に難民が大量に押し寄せているニュースが報じられている。
この海賊の主犯を演じたBarkhad Abdiは7歳の時にソマリアからイエメンに家族で逃げ出し、14歳で米国ミネソタ州に移住。この映画Captain Phillipsの撮影中、車のドライバーを努めていた事がきっかけでこのキャスティングに選ばれたそうだ。
エンターテイメント映画の為アクションがある程度主体となってしまうのは避けられないが、多くの観客に世界情勢を訴えるという意味でこの様な映画はある意味役立っているのかもしれない。
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