La Fille du Regiment / 連隊の娘

@Royal Opera House
作曲 : Gaetano Donizetti
指揮 : Evelino Pido
監督 : Laurent Pelly

ドニゼッティの「連隊の娘」、ウィーン国立歌劇場とNYメトロポリタン歌劇場との共同プロダクションでローヤルオペラでも頻繁に上演されているが、なぜかしらいつも見逃していた。メキシコ人テノールのはハヴィエル・カマレナがメトでアンコール記録を更新したと聞きカマレナ目当てでこの舞台を見に行ったが、トニオ役のカマレナもさることながらマリーを歌ったサビーヌ・ドゥヴィエルの透き通った美しい声が非常に印象に残るものとなった。とはいえROHでは初めて見たアンコール、マカレナはハイC以上の声を披露し会場は拍手喝采の嵐。またプロダクションも非常によく出来ており、この「連隊の娘」が頻繁に上演される理由がよくわかった。今回のキャストは歌も演技も文句なし,特にSulpiceを歌ったピエトロ・スパグノーリの演技は絶賛ものだった。次回はフローレスで見てみたいものだ。