Parsifal by Wagner @ MET Live
ワーグナーのパルシファルの新しいプロダクションをMET Liveでみた。MET Liveのいいところは、アップで見れる、飲みながらもOKと、劇場でみるのとは違いかなりリラックスできる。監督はフランス系カナダ人のフランソワ・ジラール、と今書きながら思い出したが、腑に落ちなかったドキュメンタリー映画「Thirty Two Short Films about Glen Gould」の監督であった。ピアニストグレン・グードがえっ???という描かれ方をされていて憤慨したのを憶えている。通りで、プロダクションは血みどろぐちゃぐちゃと好みなのだが、イマイチ派手すぎでディズニーランドを思い出させるようで巷でMET久々の出来と絶賛されているまでにはいかなかった。一方キャストは素晴らしかった。パルシファルはヨナス・カウフマン、グルネマンツはレネ・パペ。アンフォルタスのペーター・マッティは初めて聞いたがおおっーーーと思わせる程苦悩に満ちたアンフォルタスを歌い切っていた。指揮のダニエル・ガッティもよかった。流石MET、お金があると唸らせるプロダクションであった。
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