Elektra @ Royal Opera House
作曲:Richard Strauss
リベレット:Hugo von Hofmannsthal
演出:Charles Edwards
指揮:Andris Nelsons
実父を実母とその愛人に殺され、兄は陰謀で殺され、残る姉妹エレクトラとクリュソテミスは城に幽閉されている。エレクトラは父の敵をとるためははと愛人に復讐を誓う。いかにもギリシャ悲劇内容でメロディーはドイツロマン的。「サロメ」の次に書かれたオペラである。
個人的にシュトラウスといえばスタンリキューブリックの映画「2001年宇宙の旅」で使われた「ツァラトゥストラはかく語りき」である。
エレクトラを歌ったChristine Goerkeは容姿も歌声も迫力に満ちて、一方クリュソテミスのAdrianne Pieczonkaは怯える妹らしく繊細な歌声でこの姉妹の対照的な姿があった。
その後直ぐに観たENOのフェデリオがイマイチだったのでより満足できた舞台であった。
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