24 October 2005

Manderlay

ロンドン・フィルムフェスティバル
Manderlay by Lars von Trier 2005 Denmark/Sweden/France/UK/Germany/Netherlands

Dogville に続く米国を題材にした3部作の2番目。Dogvilleから脱出したグレーシー(Bryce Dallas Howard)はギャングの父親(William DeFoe)と車で戻る途中アラバマのManderlayに着く。Maderlayでは70年経った今でも奴隷制度がひかれていたのだ。グレーシーはギャ ングスターに守られながら黒人小作人達を解放しデモクラシーを作り上げる事に勤めるが、それは小さなこの社会の秩序を乱す事であった。

前 作Dogvilleの通り、スタジオに最小限のプロップをそろえるだけのセット。前作Dogvilleを見たときは「素晴らしい作品!』と感動したが、今 回は面白かったがまあそこまで感動には至らなかった。多分前作が大きかったのだろう。個人的にはDryce Dallas Howardがどうも役になじんでなく受け入れられなかった。映画の後友人と、ラース・バン・トリアーは確信犯で皮肉って視聴者がどう受け入れるのかを 笑って見ているんだろうか?そうであるならこれは監督のマスターベーションだと話していた。真にまじめに、純粋無垢の主人公をメタメタにしているのか、ア イロニーをもってコメディーで作っているのか?本人に確認してみたいところである。

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