2 February 2011

Die Zauberflöte

Die Zauberflöte by Mozart at Royal Opera House

ローヤル・オペラ・ハウスでモーツアルトの「魔笛」。年末ワグナーの「タンホイザー」のチケットがあったにも関わらず風邪で寝込んで見逃したので、今回も直前まで体調がイマイチでしたが意地で見に出かけました。David McVicarの2003年のプロダクションでDVDでも出ています。


モーツアルトがフリーメイソンにハマっていた時に書かれたオペラで舞台の至る所に、目やピラミッドなどのモチーフ、話の中では修行だのグループに属するなどフリーメイソンの影響が多く見られます。お話はこれまた不思議で、お姫様救出劇なのですが右往左往しながらストーリが展開します。善か悪のラインを引きたい登場人物達の中で一番非偽善的なのがお調子者のパパゲーノ。シェークスピアのイアーゴや道化フェステの様な存在となっています。有名な夜の女王のアリアはやはり何度聞いてもいいですね、うっとりするというより直ぐに真似したくなる影響力のある旋律です。

Pamina役の若手ケイト・ロイヤルがルネ・フレミング並と聞いたので見に行ったのですが、この日はパパギーノ役のクリストファー・マルトマン以外の歌手全員そして指揮のコリン・デイビス率いるオーケストラもなぜかしらあまり迫力が感じられなかったステージでした。

このサイトで予告見れます。
http://www.roh.org.uk/video/index.html?bcpid=1733261711&bclid=1740131613&bctid=615633704001


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