7 June 2012

Jiro Dreams of Sushi

Jiro Dreams of Sushi by David Gelb 2011 USA

昨年のトライベッカ・フィルムフェスティバルで好評だった東京数寄屋橋にある寿司屋次郎のドキュメンタリー。ミッシェラン3星ながら場所はビルの地下でカウンター十数席しかない。美味そうな寿司もさながら、この寿司屋の店主85歳の次郎とその息子と弟子達、そして仕入れなどに関わる人々と登場人物のキャラクターがエキセントリックで職人のこだわりを追求し、又日本の社会制度を垣間みる事も出来るヒューマン・ドキュメンタリーであった。監督のDavid Gelbはメトロポリタンオペラ監修のPeter Gelbの息子。それも関係しているのかクラシック音楽が多く使われ、なめらかにいい具合に映像とマッチして寿司という芸術作品を作り出しているかのようであった。それにしても次郎さんの寿司は本当に美味そう。次回帰国したときは絶対に経験したいものだ。

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