16 September 2012

To Rome with Love

To Rome with Love by Woody Allen 2012 USA

多忙な夏を終え気が付くとロンドンはすっかり秋になってました。久々の映画はウッディー・アレンの新作、今回は舞台がローマで彼の初期の作品に見られるはちゃめちゃでバカなノリの要素が多い、久々に大笑い出来た映画でした。ローマで繰り広げられる様々な人々のお話。ローマといえばフェリーニの「La Dolce Vita 甘い生活」、この作品でもちゃっかり便乗してました。まあ「甘い生活」→「ローマ」と言える程、いやフェリーニ好きにとってはその反対「ローマ」→「甘い生活」です。「ローマ」といえば「Roman Holiday ローマの休日」なんかもありましたね。

いつも思いますが、ウッディー・アレンはキャスティングが上手い。今回もハスッパ役のペネロペ・クルズがいい味付けになってました。また一見あまり冴えない普通の女性ながらも話しが進むにつれ怪しいセクシュアリティーを醸し出す役を演じたエレン・ページが意表をつく選択でまたこれが大正解でした。ウッディー・アレンの少し前の作品、「Everyone Says I Love You」で出演してたドリュー・バリモアも当時はかなり危ない私生活で有名な女優でしたがこの作品では上流階級のお嬢様を演じて新しい境地を開いた彼女のキャリアの中で重要な役だったと思います。

見終わった後久々にローマに行きたくなったのでした。映画を見終わった後の夕食は勿論イタリアーノでした。

2 comments:

Li said...

たま〜にコメントさせていただくLiです。

私ごとですが、娘が先週からフルタイムで学校に行くようになり、自分の時間が増えて喜んでいるところです。今、見たら近所の映画館で今週木曜日までこれをやっているではないですか。この映画どうしようかな…と思っていたところに、こちらのご意見を見てぜひ行きたくなりました。明日行ってきます。ありがとうございます。

claudiacardinale said...

Liさん、コメントありがとうございます。ご覧になられましたか?私は文句なしに頭空っぽで笑えました!貴重な時間楽しんで下さいね。