
ヒッチコックはサスペンスで数々の優秀な作品を作っている。この「ヒッチコック」でも彼が壁の穴から覗き見しているシーンが出ている。ここにヒッチコックのサスペンスの原点を見た気がする。ヒッチコックは使った女優に執着癖がありヒッチコックのミューズであったグレース・ケリーにはストリップを要求し、断り切れなかったグレース・ケリーはカーテン越しにストリップをする影をヒッチコックに見せたと読んだ覚えが・・・不確実です。アメリカに住んでいた80年代の頃、夜中にTVをつけるとリメイク版の「Alfred Hitchcock Presents」でヒッチコックが「Good evening~」と言って登場するシーンを憶えている。お話より巨体のヒッチコックが一番印象に残っている。サスペンスの王は物語だけでなく本人もサスペンスを体現しているかのようであった。
という事でこの作品、面白かったがTVで見てもいいかと思える仕上がりであった。
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