24 January 2016

Joanna / ジョアンナ

by Mike Sarne 1968 UK

地方から出て来てロンドンの美術学校に通うジョアンナ(ジュヌヴィエーヌ・ウエイト)、自由奔放で金持ち好きの友人バリルと出会う。バリルが出会ったロード卿のモロッコにある別荘先にてロード卿が若くして不治の病にある事を告げられ夕日の中で彼が述べる人生観にジョアンナは感銘する。ロード卿の死後、バリルのギャングの兄と付き合うが、兄は殺人犯で逮捕。身ごもったジョアンナは一人残される。

と青春映画そのものの内容。監督はイギリスでポップシンガーとしていくつかヒットを飛ばしたそうだ。60年代のポップカルチャーが全面に押し出され、フランス・ヌーヴェルヴァーグの影響が強く見られる。まるでゴダールの作品の模倣の様。はっきり言って駄作の部類。とはいいつつファッション映画として固定ファンを獲得している様だ。

全体にジャズが使われているが、ロンドン程ジャズが似合わない街はないと実感させられた。ジャズが似合う街はやはりNYかパリ。実際この両方の街に比べてロンドンのジャズ・クラブの数は圧倒的に少ない。

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