14 July 2016

The Helen Morgan Story / 追憶

by Michael Curtiz 1957 USA

「追憶」というとバーバラ・ストライザンドの主題歌と主演シドニー・ポラック演出の作品が有名だが、これはポール・ニューマン主演マイケル・カーティス演出の方だ。1920年代Torch Song(失恋歌やセンチメンタルな歌)シンガーとしてシカゴで有名となったヘレン・モーガンの実話がベースとなっている。中西部のサーカスでシンガー/ダンサーとして雇われたヘレン(アン・ブライス)は興行師ラリー(ポール・ニューマン)にその才能を見いだされる。2人は一夜恋仲となるが、ラリーはそのまま消えてしまう。後シカゴに出て来たヘレンは同じくシカゴでギャング興行師として名を馳せ始めたラリーと再開、ヘレンも有名シンガーとしての道をテイクオフする。

ポール・ニューマンはどうも、私が若かった頃よく飲んでいた彼の食品会社Newman's Ownのピンクレモネードのパッケージに描かれている彼の顔を直ぐに思い出してしまうが、第2のマーロン・ブランドと言われていただけあり若い頃はなんともワイルドだが甘いマスクと、このチンピラ興行師がはまり役だ。

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