9 January 2017

Poesía Sin Fin / エンドレス・ポエトリー

by Alejandro Jodorowsky 2016 Chile 


カルト映画の巨匠と言われるアレハンドロ・ホドロフスキー監督の新作、自伝的作品「エンドレス・ポエトリー」、故郷チリで詩人として人生を捧げる事を誓う若き青年アレハンドロ、圧倒的な圧力で息子を支配し医者となる事を押し付ける父親との葛藤中、前衛芸術家達との交流を経て自分自身を作り上げていく姿が写し出されている。この過程がアレハンドロの視点、虚実皮膜的に描かれており、まるで彼の脳みその機能を見ている様で、とてもユーモラスで笑いを誘い出すものがあった。見ている途中フェリーニの「81/2」を思い出させた。

当時シュルレアリスムは多くの芸術家を影響しそのパワーは計り知れない。何でもありの現在においても当時のクレイジーさには驚嘆するものが多い。概念、既存への反抗精神で行けるところまで行ってしまった。商業主義にまみれた現在においてこの作品の中の青春群像を見ているとある意味とても純粋な若者の精神に暖かいものを感じるのであった。

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