5 February 2006

Tristan Shandy

Tristan Shandy - A Cook and Bull Story by Michael Winterbottom 2005 UK

今まで見た映画の中で最低トップ10に入る作品だった。英国人コメディアンMichael Winterbottom主演/監督の劇中劇映画。英国では必ずと言う程学校で読まれるTristan Shandyの映画撮影現場での話だが全くという程本編には関係ない。ただ劇中劇へのドア的要素。で見ているうちにだんだんと嫌悪感を覚えだした。まあ Behind the SceneはトリュフォーのDay for Nightを始め多く作られているが、この作品の最悪なのはまったくのオリジナリティーに欠けるという事。多くのシーンがフェリー二の模倣、それもオマー ジュという意味でなく、無礼にもそのまま拝借したというなんともクリエーターとしては一番恥じべき事を見事にしてくれていた。まあ私がフェリー二のファン という事もあるかもしれないが、あまりにもあからさまにやっていた。それがコメディー要素になっているのだと友人は言っていたがコメディーにもオリジナリ ティーというものがあるだろー!と一人で怒りまくり。英国人のブラックで自虐的なユーモアは大好きだが、あー最悪最低、だれか同調してもっと悪評してく れーっ!!(メラメラ)

1 comment:

claudiacardinale said...

Commented by mfukatsu at 2006-02-06 21:34 x
悲劇と喜劇と、同じTRISTANというのも面白いですね。

Commented by kanakotton at 2006-02-17 20:48 x
私自身ニューウェーブが好きなせいなんでしょうが、"24 Hour Party People"は良かったので、こういう批評を読むと、どうなんだろう…と非常に興味を持ちました。フェリーニも好きなので、どんな模倣なんだろう…と。見抜けるかな?

Commented by claudiacardinare at 2006-02-19 21:30
kanakottonさま、
"24 Hour Party People"は私の周りでも人気があります。(実は私は見ていないのですが)Tristan Shandy見たら是非感想教えてください。同じフェリー二ファンとしてどう映るか知りたいです。