16 May 2009

Angels and Demons

Angels and Demons by Ron Haward 2009 USA

ダン・ブラウンの小説「ダビンチ・コード」に続いての映画版「天使と悪魔」、インディアナ・ジョーンズ化してきたラングドン教授シリーズ。今回のお話は・・・ジュネーブの研究所でベトラ博士が殺害され核融合によって出来た反物質が盗まれる。その頃バチカンのローマ法王崩御し、新教皇の選出が行われるが、有力候補の4人が誘拐される。過去にキリスト教に鎮圧された組織イルミナティが関わっているという推測からハーバード大学のラングドン教授が謎解きを始める。前回と同じくラングドン教授にトム・ハンクス、バチカン責任者代理のウェントレスカにユアン・マックレガー、反物質に関わる物理学者の美女ビットリオ・ベトラにアイェト・ゾラー。監督も前回と同じくロン・ハワードです。

この映画、映像的にはとても楽しめました。なんといってもローマの空撮ショットが多いのがいいですね。ローマ旅行をした気になりました。バチカンなんて実写は無理だからアイコニック的なショットは殆どがCGIなんでしょうね、スケールがすごいです。さすがハリウッド!

「ダビンチ・コード」と同じく本で読んだ方が内容的に面白さが伝わってよかったという感想でしょうか。どうも両方共映画でみると、このシンボルはこうこう だから次はこうだ!というなんていうんでしょう、少しばかクサいノリでなんとなくお笑い感が漂ってしまいます。まあエンターテイメントとしてなぞなぞ を解いて行く感覚で見るのが楽しいのがこの映画でしょうかねぇ。


そういえばアメリカの1ドル紙幣に印刷してあるピラミッドの目が秘密結社イルミナティのシンボルで、このイルミナティが世の中を支配しておりチャーチルやロックフェラーは実はメンバーだったなんていう説もあります。

それにしてもラングドン教授は「ダビンチ・コード」と「天使と悪魔」にしか登場しないので やはりこれでおしまいでしょうか?教授にはなにか他にも色々と謎解きをしてもらいたいものです。ダン・ブラウンがんばって書いてくださいませ。

2 comments:

margot2005 said...

CCさん、こんばんは!
世界同時公開で楽しみにしておりました!
インディ・ジョーンズ化?ですか?
そのうち教授がムチならぬ、銃をぶっ放したりして...なんてことにはならないでしょうね?
映像的には確かにローマ旅行した気分になりましたね。ゆっくりとローマを見て回りたい!ローマ行きたいモードに突入しております。
さて俳優人も皆さん適役かと思えましたが、神父ユアンはとっても様になっていてビックリでしたわ。

claudiacardinale said...

マルゴ嬢、こんばんは。ラングドンとインディー似てません事(笑)?考古学者とかたや宗教象徴学者、事件解決、美女登場と、まあラングドンの方が硬派ですけどね。そのうちラングドンもアクションしだすかもしれませんよ!!

おっしゃる通り神父ユアンは様になってましたね。彼はスカイウォーカーなどある意味エスニック的な役がにあうんでしょうかね??