17 October 2011

Midnight in Paris

Midnight in Paris by Woody Allen 2011 USA

ウディー・アレンの新作、アメリカ人ライターのジル(オーエン・ウィルソン)が夜中のパリの街で1920年代のパリにタイムトリップ、当時街に住んでいたヘミングウェイやらスコット・フィッツラルドやピカソやダリなど多くの文豪や画家などに次々逢うというお話。次はこうなるああなると簡単に予測が出来るとてもウディー・アレンらしい軽いタッチのコメディーです。面白かったけどウディー・アレンも歳をとったなーと感じさせる作品でした。個人的に20年代やその前のベルエポック時代のファッションやアートが好きなので画面的にはとても楽しめた次第です。ホント主人公の様にタイムトリップしてパリよき時代に行ってみたいものですが、台詞にもあった様この時代には抗生物質も麻酔もないので、痛みが我慢出来ない私にはやはりきついかも。この映画を見た帰り道ではジョイスが出てなかった、ストラビンスキーが出てないだのと出てない人間をつついていました。

ジョージ・クルーニー主演アメリカの選挙戦を扱った「Ides of March」が宣伝で流れていたのですが、アドバイザー役かなんかで出ているフィリップ・セイモー・ホフマン、この短い宣伝の中でもキラリと光るなかなかの演技で、この彼を見たいと思わせる作品でした。

2 comments:

Bianca said...

CCさん、こんにちわ。
>ウディー・アレンも年を取った、ですか。私も彼はダイアン・キートンと別れてから、NYを離れてからはもっと、何だか調子が出ないなあと感じます。「カサンドラズ・ドリーム」もそれなりに面白かったが、年令を感じさせますね。「20年代のパリ」をテーマにしたなら、きっと面白いでしょうね。「アニー・ホール」のように、目の前に次々と有名人が出てくるのかな。見たいなあ。「祝祭と狂乱の日々 1920年代パリ」を読み返そうと思います。

claudiacardinale said...

ビアンカさん、こんにちは。この歳をとったウディー・アレンだからこの20年代パリが面白おかしく撮れたんでしょうね。ダリとヘミングウェイのキャラが結構可笑しいです。
その「祝祭と狂乱の日々1920年代パリ」とはタイトルからしてそそられるものがあります(笑)機会があれば読んでみたいです。