ミッシェル・ウィリアムズはどちらかというと中性的でセックスシンボルのモンローとはかけはなれたイメージがあったが、やはり役者、モンローになりきっていた。セクシー、dumb blonde (きれいだけどおつむが弱い娘)と一般世間で定着しているイメージがあるが、この映画からもモンローは頭の回転がはやくウィットに富みコメディアンヌとしての才能が豊富で人々が持つ彼女のイメージを逆手にとって武器として使っている事が分かる。一方破滅的人格ゆえもろい部分に捕われている。マリリン・モンローはアメリカの50年代が作り出した最大のコマーシャル・イメージでもあります。個人的にはこの「THe Prince and the Showgirl」の次に作られた「お熱いのがお好き」が彼女の魅力を最大に引出しているベストな作品。「億万長者と結婚する方法」も手放せない。
話かわって、英監督のケン・ラッセルが亡くなった。多くの奇抜な作品を生み出した好きな監督だった。
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