Boris Godunov / ボリス・ゴドゥノフ

@ Royal Opera House
作曲：Modest Petrovich Musorgsky
監督：Richard Jones
指揮：Antonio Pappano





ロシアの16世紀後半のツァーリであるボリス・ボリス・ゴドゥノフを題材にしたオペラ、「プーシキン全集」にある「ボリス・ゴドゥノフ」を元に作曲されている。リチャード・ジョーンズによるニュープロダクション。君主の座につくため異母弟でまだ子供のドミトリーを殺害、これが君主となったゴドゥノフの人生を狂わす事となる。日本の戦国時代の様なロシアの動乱時代の話しで、まるでシェークスピアの劇のようだ。

ボリス・ゴドゥノフが取り憑かれている悪夢が２重構造となったステージで展開され劇要素としても非常に面白いものであった。またゴドゥノフを歌ったバス・バリトンのブリン・テーフェルを初め素晴らしい歌手陣のパフォーマンスであった。