4 October 2016

Arabesque / アラベスク

by Stanley Donen 1966 USA

またまたソフィア・ローレン主演の映画「アラベスク」、グレゴリー・ペックと共演。ザ・60年代というグラフィックとヘンリー・マンシーニの曲で始まるイントロ。衣装提供はクリスチャン・ディオールとこの時代の特徴的なコケティッシュさをプンプン臭わせる。まあお話はくだらないのだが、ポップな映像と好きなソフィアで楽しめた作品。

オックスフォード大象形文字専門の教授ポロック(グレゴリー・ペック)は、ある陰謀に巻き込まれ、富豪の愛人ヤスミン(ソフィア・ローレン)から早いうちに逃げた方がいいと警告を受ける事から話しが始まる。

やはりこの時代やそれ以前は、今の時代と違って俳優の輝きというものがあって、銀幕の世界という言葉にピッタリ。歳をとったグレゴリー・ペックはまあオーバーアクティング気味も気になるが、アメリカ的ダンディズム、いわゆるかっこいいんだけどどこか間の抜けたところがあるというアメリカ紳士を演じると本当にいい。ソフィア・ローレンに関しては、文句なしに好きなのでなんでもOK。

おしゃれな映画が見たいという時にはいい作品だ。

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