

1996年実際にアルジェリアで起こった事件を元にしています。話の進め方、映像そして役者達の演技どれをとっても非の打ち所のない素晴らしい作品でしたが、なぜコントラバーシャルなのかがイマイチ理解出来ませんでした。テーマは暴力/非暴力、元植民地、キリスト教/イスラム教という枠でくくってあるのですが、映画の中でもイスラム原理テロリストはイスラム教を利用しているだけで本来のイスラム教とは違うと言っています。植民地/支配者という題材は目新しいものでもなく、個人的にはなぜこの作品が論議を醸し出しているのかが理解不明。タイトルのGodsと神が複数形になっている辺りからも対立するものではないと察する事が出来ます。まあこの映画が出て来た2010年はフランスでは公共の場でイスラム女性の顔を隠すスカーフが禁止される法律が制定されたなどがありタイミング的なものもあったのでしょう。
2 comments:
静かな映画でしたね!ちょっと気になったので、一言。
カトリックなので、牧師ではなく神父です。
細かいご指摘ありがとうございます!フランス系なのでおっしゃる通りカトリックですね。
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